トルコ当局によると、発生日の未明、イスタンブール近郊のマルマラ海で貨物船が空の石油タンカーと衝突して沈没し、乗船していた乗組員10人を捜す大規模な活動が始まった。

海事当局が引用した県知事室の情報によると、衝突はイスタンブール県西端のシリウリ地区から18海里(33キロ)沖で起きた。沈没した船は、圧延鋼材を積載したばら積み貨物船「トゥーベルク・イマモール」と特定された。当局者は、衝突したタンカーは「ALSU」だったと述べた。

運輸省海事総局によると、タンカーの船長は午前3時15分に衝突を通報した。貨物船に乗っていた全員の安否確認を進めるため、救助隊は捜索救難船14隻とヘリコプター1機を現場に派遣した。トゥーベルク・イマモールの救命艇を含む救命設備が海上で見つかったが、当局者によると、乗組員10人はその中にいなかった。

海事総局によると、貨物船は呼びかけに応答しなくなり、乗組員も携帯電話に出なかったため、当局者は同船が沈没した可能性が高いと判断した。その後、船が衝突後に沈没したことが確認された。

この事故により、トルコで最も交通量の多い水路の一つで行われる海難救助活動の緊急性が増した。タンカーも衝突で損傷していた。海事総局によると、ALSUも捜索活動に参加していた。

当局者によると、トゥーベルク・イマモールは衝突時、圧延鋼板4,200トンを積んでいた。海事総局は当初、タンカーがモーターオイル3,000トンを積載していたと発表したが、後にこの情報を訂正して同船は空だったと説明し、県当局もそれを確認した。

捜索は、黒海と地中海を結び、トルコ海峡地域を通る大量の船舶交通を担う海上回廊にとって厳しい状況の中で進められた。それでも、この事案で示された証拠が裏付ける事実は、衝突、沈没、乗組員10人の捜索、そして夜明け直後に開始された当局の対応という限られたものだ。

提供された報道の時点で、当局は行方不明の乗組員について最終的な結果をまだ発表していなかった。入手可能な証拠が示しているのは、救助活動が継続中であり、複数の船舶が派遣され、損傷したタンカーが現場海域にとどまる中、捜索隊が活動していたということだ。

この衝突は、トルコ占領下の北キプロス沖で起きたフェリー死亡事故の3日後に発生した。その事故ではトルコ人8人が死亡し、救助隊は行方不明者として記録された別の20人を依然捜索していた。先の惨事は別の事故だったが、地域全体の海上安全対応機関にかかる重圧を浮き彫りにした。

現時点で確認されている主な詳細は、シリウリ沖という場所、関係した船舶、衝突後の貨物船の沈没、そしてトゥーベルク・イマモールが沈んだ際に乗船していたとみられる10人の捜索が続いていることだ。