イランは2026年9月3日、米国による新たな一連の攻撃でイラン国内の少なくとも19人が死亡したことを受け、クウェートなどの湾岸諸国にある米軍標的にミサイルと無人機を発射したと発表した。
サウスチャイナ・モーニング・ポスト経由のAFP報道によると、米国のドナルド・トランプ大統領が、米軍は「望む時にいつでも」イランを攻撃する用意があると警告した後、事態はエスカレートした。トランプ氏の警告は、米国がイラン各地の施設を大規模に爆撃した後に出された。その後、テヘランはクウェート、ヨルダン、アラブ首長国連邦、バーレーン、イラクのクルディスタン自治地域を含む中東各地の米軍施設や資産を攻撃して報復した。
クウェート軍は木曜日、イランによるミサイルと無人機の攻撃を迎撃していると発表した。イラン国営テレビは、イラン国民に対する米国の犯罪と呼ぶ行為への報復として、テヘランが同湾岸国の米軍基地を標的にしていることを確認した。報道によると、イランの治安当局トップ、モフセン・レザイ氏は、イランが米国の基盤を打ち砕く新戦略を採用したとワシントンに警告した。
提供された資料には、湾岸地域への攻撃による被害の独立した評価や死傷者数は含まれておらず、現段階の情報源はテヘラン、クウェート、AFP報道の発表内容に限られている点に注意が必要だ。明らかなのは、紛争がイラン領内への直接攻撃を越えて拡大し、複数の国と米軍施設を巻き込む、より広範な地域的応酬になったことだ。
報じられた攻撃は、戦略上の重大な影響も伴う。イランは重要な石油輸出ルートであるホルムズ海峡に対する影響力を引き続き保持しており、AFPは、米国がイランの港湾に対する逆封鎖を進めていると報じた。このため、今回の応酬は単なる軍事的出来事ではなく、エネルギー輸送と地域貿易に対するリスクでもある。
対立は、報復と報復への対抗措置という新たな段階に入った、より深刻な地域戦争のさなかで展開している。報道によると、イランの報復はクウェートだけでなく、ヨルダン、UAE、バーレーン、イラク領クルディスタンの基地や資産にも及んだ。この広がりは、対応が決意だけでなく、攻撃の到達能力も示すことを意図していたとみられる。
現時点で最も確実なのは、双方が少なくとも部分的に確認した事実である。米国はイランの標的を攻撃し、イランはミサイルと無人機で応酬し、湾岸諸国は米軍施設の防衛に動いた。被害の規模や、攻撃によってさらに死傷者が出たかどうかは、提供された証拠では確認されていない。
それでも、政治的なメッセージは明白だった。テヘランは、今回の攻撃を米軍の爆撃による死者への報復と位置付ける一方、ワシントンは引き続き攻撃する用意があるとの公的姿勢を維持した。双方が公然と、しかも国境を越えてエスカレートさせるなか、この紛争は二国間の応酬ではなく、地域的な安全保障上の緊急事態になりつつある。



