大規模な捜索活動が進行中

インドネシア当局は9月13日、旅客フェリー「Virgo Transport 8」が悪天候のジャワ海で転覆したことを受け、捜索救助活動を拡大した。BBCが当局の情報として報じた最新の集計では、6人の死亡が確認され、107人が救助された一方、130人が依然行方不明となっていた。

同船はジャワ島のスラバヤから南カリマンタン州のバンジャルマシンに向かっていた。荒れた海況に遭遇した後に連絡が途絶え、最後に報告された位置は、現地時間の日曜日午前2時ごろ、バンジャルマシンの南約150キロだった。当局が最初の遭難通報を受けたのは午前4時10分だった。

船舶とヘリコプターが投入され、すでに周辺海域で活動していた船にも、生存者や残骸に注意するよう指示が出された。約280人が対応に参加した。インドネシアの捜索救助機関、海軍、海上警察などが合同対策班を組織し、活動の調整に当たった。

報じられた乗船名簿によると、フェリーには乗客213人と乗組員30人が乗っていた。土曜日の午前10時33分にスラバヤを出港し、日曜日の午後2時にバンジャルマシンに到着する予定だった。救助隊が広大な海域の捜索を続ける中、死傷者数と救助者数は暫定値にとどまり、初期の発見報告に記載された数字とは異なっていた。NeoTechNewsは、BBCがその後に伝えた当局に基づく集計を使用している。

家族が情報を待つ

乗船していた人々の消息を求め、親族が港に集まった。バンジャルマシンでは、ある住民が、家族8人がジャワ島の宗教施設を訪れた後、帰宅のためにフェリーに乗ったと話し、日曜日の午後になっても安否の確認は取れていないと述べた。最後に連絡があったのは、恐ろしい波の様子を伝えるSNSの投稿だった。

一方、親族が生存していたとの知らせを受けた家族もいた。貨物輸送の運転手アフマド・スパンディさんは「MV Haida」に救助された。また、スラバヤのタンジュン・ペラク港では、親族らが乗組員の情報を求めていた。こうした証言は、生存者がそれぞれ異なる船に救助され、その情報が全体の対応体制に集約される中で、情報の伝達にばらつきが生じていたことを示していた。

1万7,000以上の島々からなるインドネシアでは、フェリーが島々を結ぶ交通の中核を担っている。それでも海難事故は繰り返し発生しており、BBCが引用した政府データによると、2020年から2026年までに111件の船舶事故があった。7月には南スラウェシ州のポラッシ島付近で「KM Nurul Salsa」が沈没し、58人が生存した一方、3人が死亡、14人が行方不明となった。先月には別のフェリー火災がマドゥラ島沖で発生し、5人が死亡した。

提供された報道では、「Virgo Transport 8」の沈没原因は特定されていなかった。連絡が途絶えた時点で悪天候だったと報じられているが、転覆の理由を究明するには正式な調査が必要となる。依然行方不明の人々の発見と、乗船名簿を救助者や死亡が確認された人々と照合する作業が引き続き優先されていた。