出来事の日付:2026年9月18日。
ロシアは金曜日、国家院の全450議席を改選する投票を開始した。3日間にわたる議会選挙では、ウラジーミル・プーチン大統領の与党「統一ロシア」が圧倒的な地位を維持すると予想される。投票は、11の時間帯にまたがるロシアの最東部に位置するカムチャツカとチュクチで最初に始まり、日曜日の夜に終了する予定となっている。
今回の選挙は、ロシアが2022年2月にウクライナへ軍を派遣して以来、初めての下院選挙だ。有力な反戦政党が候補者名簿にない状態で実施される。統一ロシアに対抗するのは、共産党、民族主義政党の自由民主党(LDPR)、「公正ロシア」、「新しい人々」だが、いずれもクレムリンの政策の大半と軍事作戦を支持している。戦闘の終結を求めていたヤブロコは、投票直前に比例代表選から排除された。同党の有力者の一人であるレフ・シュロスベルクは、戦争を批判した後に投獄されている。
クレムリンは、ロシアが占領するウクライナの地域でも投票を実施している。ロシア政府は軍事作戦への公然とした批判を禁止し、プーチン氏に対抗する著名な人物の多くは投獄されたり、国外へ追いやられたり、その他の形で組織的な政治活動から排除されたりしている。かつて選挙抗議運動を組織したアレクセイ・ナワリヌイ氏は、2024年に北極圏の刑務所で死亡した。こうした状況では結果にほとんど疑いの余地がないものの、戦争が5年目に入るなか、投票率や投票傾向は当局に世論の一端を示す可能性がある。
プーチン氏は国民に投票への参加を呼びかけ、ロシア軍を支える結束を示すものだと位置づけた。亡命した野党勢力は別の方法を取った。ボイコットではなく、クレムリンに反対する人々に統一ロシア以外への投票を促し、戦術的な投票の推奨案を公表した。ナワリヌイ氏の遺妻ユリア・ナワリナヤ氏は、反戦派の有権者に日曜日の正午に投票所へ行くよう呼びかけた。ヤブロコはこの戦略を拒否し、参加すれば戦争支持政党ばかりの選挙に正当性を与えることになると主張した。
選挙運動は、戦争の影響がロシア国内でもますます目に見えるようになるなかで展開された。ウクライナによる攻撃は、ウラル地方やシベリアを含む国境から遠く離れた工業・エネルギー施設にまで及び、被害や民間人の死者を出している。西側の制裁も、ロシアと欧州・米国との政治的、経済的な結びつきを大幅に縮小させた。
選挙後に政府が新たな軍事動員を命じる可能性も、投票に影を落とす問題だ。プーチン氏は2022年に予備役30万人を招集し、多くの兵役年齢の男性が国外へ逃れた。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアが秋に新たな動員を準備していると主張しているが、プーチン氏は否定している。本記事のために提供された証拠からは、そのような命令が出されたとは確認できない。したがって、この選挙はクレムリンにとって統制された政治的な試金石ではあっても、国の方向性を争う通常の選挙ではない。



