出来事の日付:2026年9月25日。
金曜朝、アテネの歴史あるプラカ地区で爆発が発生し、2階建ての建物が倒壊して6人が行方不明となった。不安定ながれきと損傷した近隣の建物の中で、夜通しの捜索が行われる事態となった。
爆発は現地時間午前7時30分ごろ、ギリシャの首都でも特に観光客の多い地域の一つにある、狭い通りで起きた。アテネのハリス・ドゥカス市長は、原因はなお調査中としつつも、当局は大量のガス漏れが引き金になった可能性が高いとみていると述べた。通り沿いや倒壊した建物の裏側にも、広範囲に被害が及んでいると説明した。
警察は同日遅く、行方不明者数を5人から6人に引き上げた。ギリシャの公共放送ERTによると、安否が分からないのは2階に住んでいた英国人男性とギリシャ人女性、そして1階の短期宿泊施設に滞在していた米国人観光客4人だ。当局は金曜遅くの時点で、この人たちの状態を確認できていなかった。
捜索隊は夜通し活動する予定だった。消防隊員30人、車両6台、救助犬3頭が投入され、掘削機でがれきを動かすとともに、熱画像カメラを使って生存者の兆候を探した。ドゥカス市長によると、倒壊した建物の下から聞こえる音を隊員が確認できるよう、機械の作業を一定の間隔で止めていた。
隣接する建物から女性2人が救出され、病院に搬送された。別の1人は飛散物で軽傷を負った。爆発は近くの建物や駐車車両にも被害を与え、救助隊は緊急の捜索と、強度が低下した建物による危険への対応を両立させる必要に迫られた。
市当局は、非常に悪い状態にあると報告された隣接する2棟の建物の調査を始めた。技術者らは、そのまま残せるか、取り壊す必要があるかを評価していた。この作業は市民の安全に加え、倒壊現場のそばで活動する隊員を守る上でも重要だった。
1階の住戸の所有者は報道機関カシメリニに対し、その建物に関係のある70歳前後の高齢夫婦と連絡が取れないと述べた。消防の初期報告では高齢の住人2人と観光客3人に言及していたが、当局が情報を集めるにつれ、警察の人数と人物の説明は変化した。その後に示された行方不明6人という数字が、当局による最新の発表だった。
プラカは、ハドリアヌスの門やアテネ中心部の主要な名所の近くに位置する。細い通りには通常、多くの海外からの旅行者が訪れ、観光シーズンが続いている間は特ににぎわう。この立地と短期宿泊施設の存在から、当局はがれきの撤去だけでなく、誰が建物内にいたのかも確認する必要があった。
金曜夜の時点で、当局は疑われているガス漏れを最終的な原因とは断定していなかった。目下の最優先課題は、行方不明者を見つけ、周囲の建物の安全を確保することだった。捜索が続く中、救助隊が倒壊した建物のさらに奥まで到達するにつれ、死傷者の数字や建物内にいた人々の詳細は変わる可能性が残っていた。



