チェコは2026年9月27日、中国・深圳で行われたビリー・ジーン・キング杯の決勝でウクライナを2勝0敗で破り、12度目の優勝を果たした。カロリナ・ムホバとリンダ・ノスコバがシングルスで勝利し、女子国別対抗戦で2018年以来となるタイトルを獲得した。
ムホバはアンヘリーナ・カリニーナを6―2、6―3で下し、チェコに最初の1勝をもたらした。サービスで試合をコントロールし、エースを8本記録。サーブ時の失点はわずか7ポイントで、70分の試合を通じて一度もブレークポイントを与えなかった。カリニーナはこの週、無敗で決勝に進んでいたが、ムホバのサービスに対して持続的な圧力をかけることができなかった。
続いてノスコバがエリナ・スビトリナを6―3、7―6(7―5)で破り、チームの勝利を決めた。世界ランキング7位のスビトリナは第1セット序盤にブレークし、3―1と先行した。ノスコバはすぐに反撃して続く5ゲームを連取し、44分でこのセットを奪った。
第2セットは競り合いが続き、タイブレークに入った。ノスコバはドロップショットで6―3とリードし、勝利を決めるまでに3度のマッチポイントを要した。最初のマッチポイントはスビトリナがエースでしのぎ、2度目はノスコバがバックハンドをミスしたが、その後に95分の試合を締めくくった。
このタイトルは、ノスコバとムホバにとって好成績が続く1年をさらに彩った。2人は2026年、それまでにウィンブルドンの決勝でチェコ勢同士として対戦していた。深圳での活躍により、世界トップ10に入るシングルスの2人を擁する代表チームは、ダブルスを必要とせずに優勝を決めた。
主将のバルボラ・ストリコバも、個人として節目を迎えた。選手として6度の優勝を経験し、2018年の決勝で米国を破ったチェコ代表の一員でもあるストリコバは、選手と主将の両方でこの大会を制した4人目の女性となった。マーガレット・コート、クリス・エバート、ビリー・ジーン・キングに並ぶ達成となった。
ウクライナは2連覇中だったイタリアを破り、ビリー・ジーン・キング杯で初の決勝に進んでいた。前年の準決勝進出という、それまでの最高成績を上回る躍進だった。スビトリナは、チームの前進が、国内で続く攻撃に直面する支持者に喜びのひとときをもたらしたと述べた。主将のイリヤ・マルチェンコは、チームが着実に向上していることが、今後に期待を持てる理由になると語った。
チェコにとって、この決勝は8年前に最後に掲げたトロフィーを取り戻し、大会屈指の実績をさらに伸ばすものとなった。ムホバの鮮やかな初戦の勝利と、スビトリナを相手にしたノスコバの巻き返しが、決勝の勝敗を明確にした。2試合で2度のストレート勝ちを収め、国として12度目のタイトルを手にした。



