出来事の日付:2026年10月3日

ラグビーリーグのNRLグランドファイナルに向かうニューカッスル・ナイツを見送ろうとファンが集まっていたウォールセンドで、BMWがサポーターの群衆に突っ込み、子ども3人を含む10人が負傷した。暫定免許を持つ18歳の運転手が訴追された。

ニューサウスウェールズ州警察は午前9時30分ごろ、約1,000人のサポーターが沿道に並んでいたニューカッスル・リンク・ロードに出動した。警察によると、車は不規則な走行をした後、運転手が制御を失って群衆に突っ込んだ疑いがある。デービッド・ワデル警察幹部は、衝突が故意だったことや、群衆が標的にされたことを示す情報は捜査で見つかっていないと述べた。

5歳の女の子は頭部のけがや骨折で重篤な状態にあるものの、容体は安定しており、母親は脚を骨折した。67歳の男性は重傷だが、容体は安定しているとされた。別の5歳の女の子、2歳の女の子、31歳の女性、48歳の男性の4人も、ジョン・ハンター病院で容体が安定している。男性3人と63歳の女性は退院した。

群衆の中にいた人々はすぐに負傷者の救助にあたり、応急処置や心肺蘇生を行った人もいた。警察によると、居合わせた人々は運転手が立ち去るのも阻止した。運転手は現場で逮捕され、義務付けられた検査のため病院に搬送された後、警察署に移された。同乗していた18歳と19歳の2人にけがはなかった。

運転手は、危険運転によって重大な身体的傷害を負わせた罪、過失運転によって重大な身体的傷害を負わせた罪、車両を管理する立場での不正な行為によって身体的傷害を負わせた罪で、それぞれ3件ずつ訴追されている。免許は停止され、保釈は認められず、日曜日にニューカッスルの保釈裁判所に出廷する予定だった。いずれも訴追内容は申し立ての段階であり、法廷で立証されたものではない。

事故後、救急隊などが現場で活動し、医療搬送用ヘリコプターも着陸したため、ニューカッスル・リンク・ロードの交通に支障が出た。道路はその後、再開通した。日曜日のグランドファイナルを前にチームのバスを待っていたサポーターたちの祝賀の集まりは、突然、一変した。

政界やスポーツ界の指導者らは、被害に遭った人々への支援の意を表明した。アンソニー・アルバニージー首相は警察と救急機関に感謝し、ニューサウスウェールズ州政府に連邦政府の支援を申し出た。クリス・ミンズ州首相は地域社会に結束を呼びかけ、ナイツとナショナル・ラグビー・リーグは、負傷者とその家族、目撃者に心を寄せていると表明した。

捜査当局が引き続き一連の経緯を確認する一方、事件は今後、裁判手続きに進む。当局は、これまでに得られた証拠は意図的な攻撃ではなく、危険運転を示していると強調している。