群衆の殺到を受けて逮捕と安全対策

インドの西ベンガル州当局は、コルカタ北部のチョレバガン・サルボジャニンのパンダル(仮設祭礼会場)で群集事故が発生し、19人が死亡、25人が負傷したことを受け、主要なドゥルガー・プージャ会場の混雑管理を強化した。群衆の殺到は土曜日の夕方、雨の中で起き、多くの人が訪れる地域の祭礼展示会場の一つが、多数の死傷者を出す現場となった。

負傷者はメディカル・カレッジ・アンド・ホスピタルなどに搬送され、治療を受けた。州政府は、亡くなった人の遺族に250万ルピーを支給し、政府での雇用を提供すると発表した。犠牲者の遺体が家族に引き渡される中、国や州の政治指導者は生存者を見舞ったり、哀悼の意を表したりした。

警察は事件に関連して7人を逮捕した。地元の裁判所は10日間の警察拘留を認め、捜査当局は会場の運営、警察官の配置、来場者の動線を調べている。会場に配属された臨時のホームガード要員も調査の対象となった。これらは捜査の一環であり、死亡に対する責任が確定したことを意味するものではない。

当局は、祭礼の混雑管理に経験のあるインド警察職の幹部9人を配置し、残る祭礼期間の人出を監督させた。コルカタ警察も、主要なパンダルで勤務する要員に11項目の実務上の指針を出した。これとは別に、高位の委員会が市内の地域会場の視察を始め、緊急時の対応や群衆の安全確保の体制を点検している。

入口と出口の設計を点検

スヴェンドゥ・アディカリ州首相は、政府がドゥルガー・プージャのパンダルにおけるVIP用ゲートの廃止を検討する可能性に言及し、入口と出口の経路を明確に分ける必要性を強調した。人気の展示会場では、最も長い待ち列を避けるための特別入場レーンがよく設けられるが、複数の来場者の流れが生じると、すでに混み合う場所の通行が複雑になることがある。

点検の焦点は、大勢の人が祭礼会場を訪れ続ける中で、再び危険な密集を生じさせないことにある。有効な群衆管理は、現場にいる警察官の人数だけでは決まらない。主催者と警察は密度を監視し、出口をふさがず、交錯する流れを管理し、天候や突然の混乱によって人々が狭い箇所に向かわないようにする必要がある。周辺の道路が人で埋まっている場合でも、医療対応のための通路を確保しなければならない。

野党の政治家は、不十分な混雑管理と警察官の配置不足が惨事の一因になったと主張した。政府当局者は、何が機能しなかったかは調査で明らかにするとし、死者をめぐる政治利用を戒めた。現時点の報道では、雨の中で群衆が殺到したこと以外に、単一の原因は特定されていない。

当面の対応は、刑事捜査と、より広い範囲の安全対策を組み合わせたものとなる。裁判手続きでは逮捕された人々の行動が審理される一方、点検と配置の見直しは、祭礼が終わる前にほかの会場の危険を減らすことを狙う。死者や負傷者の家族にとって、これらの措置は、公の宗教行事を近年の同祭礼で最も深刻な悲劇の一つに変えてしまった失敗の後に講じられるものだ。