発生日:2026年8月4日。 地元報道がウィノナ警察の話として伝えたところによると、米ミネソタ州ウィノナで警察が運用する自動ナンバープレート読み取りカメラ全8台が、取り付け部から切断されて盗まれた。捜査当局は、8月1日の撤去が組織的に行われたとみている。

最初に異常が注目されたのは、パトロール中の警察官が、ネットワークから24時間にわたって警報が一件も出ていないことに気づいたときだった。設置場所の点検に派遣された警察官は、支柱だけが残り、カメラがなくなっているのを発見した。発生日の時点で容疑者は特定されておらず、捜査が続いていた。

警察は、市内に出入りする主要道路付近の4地点に、それぞれ2台のカメラを設置していた。設置場所は、ハイウェイ61号線とバンディ・ブールバード付近、ハイウェイ43号線とホーマー・ロード付近、ハイウェイ14号線とナップ・バレー・ドライブ付近、およびハイウェイ61号線と14号線の交差点だった。

ミシシッピ川橋に設置されていた別のFlockカメラ2台も、同じ手口で盗まれた。これらの機器はウィノナ警察ではなく、バッファロー郡が所有していた。ウィノナの8台の損失額は、1台当たりの推定価値を3,000ドルとして約2万4,000ドルと報告されている。交換費用は警察の予算から支出されることになる。

Flock Safetyの路側機器はナンバープレートを自動撮影し、メーカー、モデル、色などの車両の特徴を記録する。ウィノナ警察は、ひき逃げ事件などの捜査や行方不明者の捜索にこの情報を利用している。カメラが生成したデータは同警察が所有し、地元報道によれば、記録は30日後に完全に削除される。

この盗難により、警察が幹線道路への出入り口周辺に特に配置していた捜査手段が機能しなくなり、単一の設置場所だけでなく、市のネットワーク全体が一度に失われた。橋のカメラ2台も失われたことから、この作業が単一機関の所有機器にとどまらなかったことも分かる。捜査当局が組織的な盗難と説明しているのは、撤去方法と時期が似ているためであり、実行者を特定したり、動機を立証したりするものではない。

ナンバープレート読み取りシステムをめぐっては、より広範な社会的議論も起きている。市民的自由の擁護団体は、こうしたネットワークによる監視の広がりを批判し、情報が民間企業や連邦機関と共有される可能性について疑問を呈してきた。また、米国内のほかの地域でも、Flockのカメラが破壊されたり切り倒されたりしている。こうした論争はこの技術をめぐる背景事情ではあるが、ウィノナでの盗難との関連を立証するものではない。

当局は、情報を持つ人にウィノナ警察への連絡を呼びかけた。捜査当局が容疑者を特定するか動機を説明するまでは、中心的な事実は、ウィノナ独自のシステム全8台を含む地域内のカメラ計10台が物理的に撤去されたという点にとどまる。