# カナダと中国、8年ぶりに軍事対話を再開

発表日:2026年9月8日

カナダと中国は8年間の中断を経て、軍同士の正式な協議を再開し、防衛問題への対処と両軍間の誤解の軽減を目的とした対話の枠組みを復活させた。

中国国防省の情報を引用した報道によると、会合は防衛調整対話を通じて行われた。同省は、協議は率直かつ詳細なものとなり、双方が共通の関心事項である国際・地域情勢について意見を交わしたと説明した。また、双方の代表団は実務的な協力と、相互理解および信頼の向上に関心を示したという。

この対話は、2013年に同枠組みが設けられて以来5回目で、2018年4月以来初めてとなった。したがって、その再開は限定的ながらも、長年にわたり関係が緊張した後、オタワと北京が公式な接触を再構築していることを示す具体的な動きである。対話の再開自体は、安全保障政策で合意したことを意味しないが、軍当局者に意思疎通のための専用の場を提供する。

中断期間中も、国防分野の高官同士の接触が完全になくなったわけではない。カナダの当時の国防相ビル・ブレアは2024年、シンガポールで開かれたシャングリラ会合に合わせて、中国の董軍国防相と会談した。今回の協議が異なるのは、より広範な国際会議に伴う会談に頼るのではなく、二国間の調整枠組みを復活させた点にある。

軍事協議は、カナダと中国が両国関係の安定化に向けて進めている、より広範な取り組みの一環である。両政府は高官級交流を再開し、直行航空路線も拡充した。また、農業と電気自動車をめぐる通商紛争への対応も進めている。これらは政策上の意見対立が両国の企業と貿易の流れに影響してきた分野だ。

7月には、在カナダ中国大使館の李耀・国防武官が、政治関係の改善によって両軍間の接触に向けた条件が整ったと主張していた。9月の対話は、この表明された意向を実行に移すものだが、公表された情報には、具体的な防衛上の取り組みや、成立した何らかの合意についての詳細がほとんどない。

今回の協議は、カナダと米国との関係がますます複雑化している時期とも重なる。情報源となった報道は、オタワによる北京への接近を、ワシントンとの摩擦と関連付けていた。この背景は、カナダのより広範な外交活動を説明する一助となる可能性があるが、報じられた会合も中国国防省の声明も、この軍事対話が戦略的な再編を意味するとは示していない。

現時点で、この動きは制度的な対話の枠組みが復活したことを基準に評価するのが最も適切だ。定期的な防衛上の意思疎通は、政府間の意見対立が続いている場合でも、立場を明確にし、偶発的な事態を管理する場となり得る。復活した枠組みが継続的な交流や実務的な協力につながるかどうかは、今後の会合と、オタワと北京のより広範な政治関係に左右される。