Minitapが係争中のコード履歴を記録
Minitapは、Googleのモバイル自動化プロジェクト「Artemis」が同社のオープンソースソフトウェア「mobile-use」の一部を取り込みながら、元の開発者への明確なクレジットを保持しなかったと非難している。このスタートアップは2026年9月11日にコードの比較とリポジトリ履歴の証拠を公開し、Googleのチームに連絡して、利用の認知と帰属表示の訂正を求めたと述べた。
この説明はMinitapの最高経営責任者ニコラ・ドゥハンシュウェルカーによるもので、独立した裁定は行われていない。Minitapによると、同社チームは、一致するAndroid端末接続コード、Hopperというエージェント向けの同一の指示、同じ名前、コメント、後処理手順を含むメッセージングの例を発見した。また、両プロジェクトにはかつて同じファイル処理上のバグがあり、Artemisは後にそれを修正したという。
Minitapの投稿は、リポジトリ履歴がこの論争の核心だとしている。同社によると、Artemisの以前のパッケージファイルには、Minitapの貢献者であるピエール=ルイ・ファヴロー、ジャン=ピエール・ロー、ドゥハンシュウェルカーの名前が記載されていた。後の版ではそれらの名前が別の作者に置き換えられ、報告されている変更はファイルの作者一覧だけだった。Minitapは、GitHubの記録から、その置換が8月のフォースプッシュ後に行われ、古いリビジョンは現在メインブランチから切り離されていることが分かるとしている。
問題は再利用ではなく帰属表示
Minitapは、誰もmobile-useを基に開発してはならないと主張しているわけではない。同社はこの研究プロジェクトをオープンソースとして公開しており、ライセンスの範囲内で他者が改良し、アイデアを商用化し、あるいは競合製品を作ることを望んでいるという。同社が問題視しているのは、下流で再利用する場合、ソフトウェアの出所と適用される通知を保持すべきだという点だ。
同社によると、比較対象となったmobile-useのコードにはApache License 2.0が適用されている。このライセンスは幅広い再利用を認める一方、適用される著作権表示と帰属表示の保持、変更点の明示など、再配布の条件を定めている。Minitapは、同社が確認したArtemisのREADMEにはmobile-useへのクレジットがなかったと述べた。出所が明確であれば、後の利用者がメンテナーを見つけ、設計上の選択を理解し、不具合を報告し、上流の成果を作った人々に改善を還元するうえでも役立つ。
投稿は、これとは別にリーダーボードに関する懸念も提起している。Minitapによると、AndroidWorldはmobile-useについて以前の91.4%という結果を表示する一方、Artemisには99.1%と表示していたが、Minitapはその後94.8%、さらに100%という結果を提出したと主張している。同社は、これらの結果が自己申告であり独立した検証を受けていないことを明記し、リーダーボードに関するメールへの返答がなかったこととリポジトリの変更を結びつける証拠はないと述べている。
MinitapはGoogleに対し、Artemisが部分的にmobile-useから派生したことを認め、貢献者を明記し、帰属表示の記録を修正するよう求めている。Googleが回答するか、リポジトリの記録が独立して検証されるまでは、コピーと削除に関する疑惑は、確定した認定ではなくMinitapが文書化した主張にとどまる。



