発表日:2025年11月2日。 ソフトウェアエンジニアのシュリヴ・シャンカルは、自身がClaude Codeをどのように利用しているかについて詳細な説明を公開し、このコーディングエージェントを対話型アシスタントというより、作業を委任するためのシステムとして紹介した。彼が中心的な評価基準とするのは、途中の会話の調子や見栄えではなく、最終的にでき上がったプルリクエストである。
このガイドは、異なる2つの環境での経験に基づいている。個人プロジェクトでは、シャンカルは週に数回、仮想マシン上でClaude Codeを実行しているという。仕事では、エンジニアが毎月数十億トークン規模のコード関連作業を生成する際に使用する、AI支援開発のルールとツールを担当するチームに所属している。そうした経験に基づいているのは、利用可能なコーディングエージェントの統制された比較ではなく、明確な主張を伴うワークフローである。
リポジトリのレベルでは、シャンカルはルートの`CLAUDE.md`ファイルを主要な運用概要として扱っている。まず、エージェントが実際に犯す間違いに基づく少数のガードレールから始め、必要な場合にのみ専門的な文書への参照を追加することを推奨している。彼の職場のモノレポでは、管理されているファイルは約13KBで、通常はエンジニアの少なくとも30%が使用するツールまたはインターフェースを扱っている。より限定的な指示は、関連する製品またはライブラリの近くに置かれる。
このガイドは、大きな文書ファイルを自動的に埋め込むと、実行のたびにコンテキストを消費するため、そうしないよう警告している。代わりに、文書の名前を示し、それが重要になる状況を説明し、エージェントが参照すべき理由を与えることを提案している。否定形のルールには利用可能な代替手段も含め、制限によってエージェントが進むべき道を失わないようにすべきだという。シャンカルはさらに、長々とした説明文で補うのではなく、扱いにくい内部コマンドを、より明確なラッパーによって簡素化することを推奨している。彼のチームは、他のAI開発ツールとの互換性を確保するため、`CLAUDE.md`を`AGENTS.md`と同期させている。
コンテキスト管理についても同様に厳しく検討している。シャンカルは、セッション中に`/context`を確認するよう助言し、彼のモノレポでは新規実行を開始した時点で、20万トークンのウィンドウのうち約2万トークンがすでに占有されているという。彼は中身の見えない自動圧縮に依存することを避けている。通常の再開では、セッションをクリアし、エージェントにブランチの変更点を調査するよう求める独自のキャッチアップコマンドを使うのが好みだ。より複雑な作業では、まず計画と進捗をMarkdownファイルに記録し、その永続的な引き継ぎ情報を基に新しいセッションを開始する。
独自のスラッシュコマンドやサブエージェントについても、彼は抑制的に活用している。ショートカットはブランチのレビューとプルリクエストの準備に重点を置く一方、サブエージェントに関する説明ではトレードオフを指摘している。タスクを委任すれば主要なコンテキストを維持できるが、専門化したエージェントが、変更全体を検討するために必要な情報を隠してしまう可能性もある。このガイドのより広範な推奨事項は、不可欠なコンテキストを外部化し、周辺のツールを簡素化し、検証可能なエンジニアリング上の成果によってエージェントを評価することである。



