発生日:2026年8月10日
賞味期限が1991年と記されたマーズバーが、英国スカンソープで住宅の片付け中に発見された。現行のチョコレートバーより大幅に重いことから、オンラインで注目を集めている。古い包装には62.5グラムと記載されており、隣に置かれた現行のバーは40グラムだった。
清掃サービス「ポケット・ロケッツ」を経営するビクトリア・ゴードンさんが、数十年にわたって蓄積された所持品がある住宅を片付けていた際、この菓子を発見した。バーが手の長さとほぼ同じだったため、その大きさが目に留まった。ゴードンさんは現行のマーズバーと並べて撮影し、比較写真をソーシャルメディアで共有した。
22.5グラムの差は、古い商品の重量が現行の40グラム版に対して半分以上多いことを意味する。オンライン上では、この画像がシュリンクフレーションの一例として受け止められた。シュリンクフレーションとは一般に、価格が同等に目に見えて下がることなく商品が小さくなる現象を指す。ただし、今回の発見だけでは、35年間にわたる包装サイズや価格の変遷は記録できない。
マース・インコーポレイテッドは、この期間にバーのサイズや包装形態を数回変更したと述べた。同社の広報担当者は、消費者の需要に加え、製造費やカカオ価格などの外部要因を挙げた。声明は、ゴードンさんの比較に示された2つの重量を否定しなかった。
マーズバーは1932年にスラウで初めて手作りされ、現在もバークシャー州の同地で製造されている。このブランドは米国に本拠を置くマース社が所有する。同社はギャラクシー、M&M's、モルティーザーズ、セレブレーションズ、ホテル・ショコラなどのチョコレートブランドのほか、食品やペットケアの別分野の事業も所有している。
発見されたバーは、賞味期限から約35年前のもので、食べられるものとして示されたわけではない。ゴードンさんは、珍しい包装に気付く前、片付けたほかの物と一緒に捨てるところだったと語った。投稿が広く拡散した後、彼女はこの品に価値があるかもしれないと冗談を言い、各地で披露することも検討した。どうするかはまだ決めていなかった。
ネット上での反響により、捨てられるはずだったありふれた包装の一片が、商品の変化を示す物理的な記録となった。1991年のこのバーが、比較対象となった現行品より重かったことは明確に示されている一方、価値、価格設定、企業の動機に関するより広範な主張には、写真が示す以上の証拠が必要となる。ゴードンさんにとって直接的な結果は、より単純だ。危うく捨てられるところだった物が、片付けで見つかった品の中で最も話題になった。
写真に写った2つの包装について、重量の比較は正確だ。62.5グラムから40グラムを引くと22.5グラムになる。ただし、1991年に販売されたすべてのバーが同じ仕様だったのか、またマルチパックや地域別商品が時間とともにどのように変化したのかは示されていない。



