イベント日:2025年5月23日。

Microsoftは、データベース管理とクエリ開発をコードエディター内に取り込む、Visual Studio Code向けPostgreSQL拡張機能のパブリックプレビューを発表した。同社の発表は当初5月19日に掲載され、イベント日に更新されたもので、この拡張機能をアプリケーションコードとPostgreSQL関連作業のための統合ワークスペースと位置付けた。

このプレビューにより、開発者は別のデータベースアプリケーションへ切り替えることなく、データベースオブジェクトを管理し、クエリを実行できるようになった。クエリの作成とレビューを支援する、コンテキスト認識型のIntelliSenseとSQLフォーマット機能も備えていた。Microsoftはさらに、`@pgsql`で呼び出せるPostgreSQL特化型のGitHub Copilotチャットエージェントを統合した。このエージェントは、データベースとワークスペースのコンテキストを利用して支援を提供し、複数ステップのタスクを処理できた。

このCopilotコンポーネントを利用するには、GitHub CopilotとGitHub Copilot Chatの両拡張機能をインストールする必要があった。GitHubアカウントにサインインした後、開発者はVS CodeのチャットインターフェースからPostgreSQLエージェントを呼び出し、接続済みのデータベースと対話できた。したがって、データベースツール自体はPostgreSQL拡張機能の一部だった一方、対話機能はMicrosoftの別個のCopilot環境に依存していた。

接続管理もこのプレビューの一部だった。Microsoftによると、Connection Managerは初期設定の時間短縮を目的とし、Microsoft Entra IDとの連携によってIDとアクセスを一元管理できるようにした。ユーザーはAzure Database for PostgreSQLのインスタンスを参照でき、この拡張機能には同マネージドサービスとのより緊密な連携も含まれていた。Microsoftはまた、VS Code内からデータベースオブジェクトの管理、クエリの実行、インスタンスのデプロイを行える機能についても説明した。

同社はVisual Studio Code Extensions Marketplaceを通じてプレビューを提供した。掲載ページでは識別子として`ms-ossdata.vscode-pgsql`が使われ、Microsoftはユーザーに対し、PostgreSQLを検索して青いゾウの印が付いたプレビュー拡張機能を選ぶよう案内した。このリリースは評価を目的としており、発表では機能要望や問題報告のために内蔵フィードバックツールを利用するよう呼びかけていた。

Microsoftは、初期プレビューに付されたライセンス文言についても言及した。同社は、PostgreSQLユーザーが広く利用できる拡張機能にするという目的を掲げ、標準的なプレビュー用の文言を更新すると述べた。投稿では変更の時期が示されなかったため、このライセンスに関する注記は、利用を検討するユーザーがプレビューを評価する際に確認すべき事項として残った。

このリリースには、アプリケーションコードを書く作業と、そのデータベースを扱う作業との隔たりを減らそうとする取り組みが表れていた。開発者は、エディター、クエリツール、クラウド管理インターフェースの間を行き来する代わりに、より多くの作業を1つの環境で実行できるようになった。この手法の価値は、プレビューの信頼性と既存のワークフローへの適合性に左右されるため、Microsoftは後のリリース段階に進む前にフィードバックを求めた。

最終製品ではなくプレビューとして、この拡張機能はMicrosoftのPostgreSQLツールが目指す方向性を試せるものだった。その特徴は、従来型のデータベース制御機能、Azure接続、クエリ支援、そしてオプションのコンテキスト認識型CopilotエージェントをVS Code内で組み合わせた点にあった。