出来事の日付:2026年5月23日。 テキサス州トリニダードの水質に関するFacebook投稿を理由に警察に逮捕された女性が連邦訴訟を起こし、公共の安全に関する主張、故意の有無、表現の自由を巡る争いとなっている。
Reclaim The Netの報道によると、ジェニファー・コームズは5月8日に逮捕され、ナバロ郡司法センターで一夜を過ごした。警察はテキサス州刑法第42.06条に基づき、虚偽の警報または通報に関する重罪で彼女を訴追した。「Southern Belle Watch」というアカウントを通じて公開された投稿には、水中の細菌が原因で住民が入院したとの報告がページに寄せられたと記され、変色、沈殿物、臭い、健康問題について情報を提供するよう人々に呼びかけていた。
トリニダード当局は入院に関する主張に異議を唱えた。チャールズ・グレゴリー警察署長は、この事件は単純明快だと説明し、コームズは病院に報告内容を確認すべきだったと述べた。しかし、この法律では、虚偽の情報だと知りながら流布したことが要件となっており、コームズは住民から寄せられた話を伝えていたと主張している。彼女の訴訟は、逮捕が意図的な政治的報復だったと申し立てている。提供された証拠では双方の見解に決着はついておらず、提訴内容は裁判所の認定ではなく、コームズ側の主張である。
この対立は、記録で確認されている地元インフラの問題を背景に起きた。デニス・ホーズ市長は、トリニダードの水道管は1950年代にさかのぼると述べ、市の水事情が苦境にあり、修繕には多額の費用がかかると認めた。一方で、水が誰かの発病原因になったとは確認していない。報道によると、テキサス州環境品質委員会は苦情を受理し、調査中だと述べた。
トリニダードは4月21日に煮沸勧告を出し、事前に煮沸しない限り、その水を飲用、調理、食器洗いに使わないよう住民に指示した。この勧告に先立つ4月6日、警察は公共水道に関する虚偽通報が州拘置所収監相当の重罪として扱われる可能性があると警告していた。煮沸勧告は水の使用に関する予防措置を定めるものだが、それ自体は、細菌に関連する入院についてのコームズの別個の主張を裏付けるものではない。
コームズによると、住民からは家電製品の損傷や、調理、入浴、洗濯の困難について報告が寄せられていた。また、人々は無視されていると感じ、声を上げることをためらっていたとも述べた。したがって彼女の事件は、入院に関する記述が虚偽だと知りながら行われたものだったのか、そして公共の関心事に関する主張を集めていた住民を逮捕することが、合法かつ相応の対応だったのかという、二つの異なる問題を提起している。
入手可能な説明には、連邦訴訟に対するトリニダード側の回答、訴追の処分結果、独立した病院記録は含まれていない。そのため、病気を巡る事実関係の争いに決着をつけることはできない。一方で、地元当局が水道システムの重大な問題を認めながら、その問題に関するオンライン上の発言に結び付いた重罪容疑を追及したことは示されている。
今後の手続きによって、警察がどのような証拠に依拠したのか、検察が故意の要件をどう解釈するのか、逮捕がコームズの憲法上の権利を侵害したのかが明らかになる可能性がある。それまでは、刑事容疑と報復との主張はいずれも争われたままである。



