工房の覚え書きが再び読者の目に

デジタル研究プロジェクトが、16世紀のニュルンベルクの技術写本をより読み解きやすくしている。デジタル化した各ページに翻刻、英語での読み下し、描かれた装置の解説を組み合わせている。「レッフェルホルツ写本」は、ニュルンベルクの都市貴族で騎士でもあったマルティン・レッフェルホルツ・フォン・コルベルクが1505年に書き始めたもので、現在はクラクフのヤギェウォ図書館が所蔵している。

この写本は通常の家系の年代記ではなく、実用的な物品を扱う154ページからなる。図と短い説明には、刃を交換できるドリル、ねじ切り工具、万力付きの作業台、錠前、武器、狩猟道具が登場する。より珍しい構想には、キャスター付きの椅子、移動式のらせん階段、揺り脚に水銀を入れた揺りかごなどがある。

プロジェクトによると、原本はすべてデジタル化され、パブリックドメインとなっているが、完全な翻刻、校訂版、翻訳の刊行物は知られていない。そのためウェブサイトでは、複製画像、写本の元の綴りによる翻刻、現代英語での読み下し、解釈案を一緒に示す、ページごとのガイドを構築している。

確認状況を明示

サイトは、編集上の確認を終えたページと、未修正の翻刻を区別している。確認済みの項目では、図や利用可能な研究と照合した上で、解説を明瞭な文章に書き直している。未修正の項目はAIが作成した下地を使っており、まだ1行ずつの訂正を受けていない。不確かな読みには印を付け、解読できない文章は未完のまま残している。仕組みを確定できない場合には、解釈が提案であることを明示している。

この区別は重要だ。写本にはニュルンベルクの初期新高ドイツ語が使われ、綴りにはばらつきがあり、現代の辞書に載っていない可能性のある工房の専門語も含まれるからだ。一つのページを理解するには、言語と、描かれた装置の物理的な動作の両方を解釈する必要があることもある。

プロジェクトを率いる技術者で技術愛好家のディルク・ショルンシュタインによると、AIが予備的な翻刻や解釈を補助する一方、確認済みのページには人間による入念な点検が加えられている。ウェブサイトは、写本の154ページのうち128ページを確認し、残る26ページを今後調べると報告していた。また、関連分野の専門知識を持つ読者に難しいページの解明への協力を求め、訂正を寄せた協力者の名前を掲載している。

こうしてできたものは、一般に公開された読解の手引きであると同時に、更新されていく研究記録でもある。すべての画像を解明済みの歴史的設計として提示するのではなく、結論の確かな部分、文章の読みがなお不確かな部分、専門家のさらなる意見が必要な部分を示している。

技術史の研究者にとっても、この見せ方はスキャンを見ることと内容を理解することの間の障壁を下げる。デジタル化された写本は原資料の画像へのアクセスを保ち、そこに重ねた翻刻と注釈は、専門家ではない人が言葉を追い、部品を見分け、提示された機械をどの程度の確信をもって復元できるかを評価する助けとなる。