# ミラノ・ファッションウィーク、毛皮を使わないランウェイへ前進

開催日:2026-05-15

ミラノ・ファッションウィークは参加ブランドに対し、毛皮を披露しないよう求めている。世界で最も注目されるファッションイベントの一つにとって、方針の部分的な転換となる。

RFIがAFP電として報じたところによると、同イベントを主催するイタリア・ファッション協会は、ランウェイショーで毛皮を発表しないようブランド各社に「要請する」指針を公表した。この表現は重要だ。方針が義務ではなく自主的なものになるためであり、新たな指針はまさにそこで踏みとどまっている。

同協会の動きは、動物愛護団体から長年にわたり圧力を受けてきたことを背景としている。報道によると、ロンドン、ニューヨーク、そのほか複数都市のファッションウィークはすでに毛皮禁止を採用しており、ミラノの新方針は完全な禁止ではないものの譲歩に当たる。この違いが今回の話の核心だ。業界団体は対応を示しているが、全面的に屈したわけではない。

指針は9月に発効し、協会自体も広報物で毛皮を使用しないとしている。実際の効果は依然としてブランド側の参加姿勢に左右されるものの、ランウェイに関する判断を超え、方針にもう一つの側面が加わる。

RFIが伝えたAFPの記事によると、指針はシアリング、ヴィンテージの毛皮、伝統的な自給狩猟を行う先住民コミュニティーの毛皮を明示的に対象外としている。こうした例外は、協会の文言が毛皮を一律に否定する規則ではなく、最も論争の的となっている毛皮利用を減らすための、より限定的な試みであることを示している。

記事はミラノにおける業界の現状にも触れている。現地でショーを開く大手ブランドの多くは、アルマーニ・グループ、ドルチェ&ガッバーナ、プラダを含め、すでに毛皮を避けている。しかし重要な例外として、毛皮と歴史的なつながりを持ち、この論争の象徴となっているフェンディが残っている。

情報源によると、新デザイナーのマリア・グラツィア・キウリはフェンディでの初ショーで「作り直した」毛皮を発表した。これは、古い品をそのまま再登場させるのではなく、新たなデザインへと作り替えたことを意味する。この点は、ファッション界の毛皮をめぐる議論が、あからさまな展示から再解釈や素材の代替へと移ってきたことを物語っている。

活動家らは、自主的な要請だけでは満足しなかった。報道によると、毛皮に反対するデモ参加者らはすでに3月のウィメンズショー期間中に抗議し、毛皮のないミラノを求める横断幕を掲げていた。新指針の発表後、運動関係者らは前進だと評価しながらも、他都市で採用されているような確固たる方針にはなお及ばないと述べた。

欧州委員会はまた、毛皮農場と、毛皮だけを目的とした動物の殺処分をEU全域で禁止するよう求める2023年の市民発議について、いまだ判断を示していない。この未解決の背景が、ミラノの指針がファッション日程の枠を超えて注目されている理由を説明している。

現時点でミラノの立場は明確だ。義務的な禁止は設けないが、毛皮を披露しないよう公に要請し、公式広報での使用からも一歩後退する。これは革命ではなく漸進的な変化だが、それでも同市のファッションウィークを、すでに他都市で定着している反毛皮の規範へさらに近づけるものだ。