出来事の日付:2026年7月2日

世界保健機関(WHO)によると、ウガンダ西部キェゲグワ県で、強化されたエボラ監視によって感染が検出され、1歳5カ月の子どもがマールブルグ病に感染していることが確認された。この症例は当初、ブンディブギョ型エボラが疑われていたが、検査によってマールブルグと特定された。

ウガンダは6月30日にWHOへ通知した。保健当局は特定されたすべての接触者の監視を開始し、WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、7月2日の説明時点で症状を示した人はいないと述べた。WHOは、曝露源の特定、公衆衛生上のリスク評価、地域社会との連携に向けた作業を支援していた。

マールブルグ病とエボラ出血熱は異なるウイルスによって引き起こされるが、臨床的に類似した出血熱を生じさせ、致死率の高い流行につながる可能性がある。マールブルグウイルスはオオコウモリから人へ感染し、その後、人から人へ広がる可能性がある。症状が出る前に感染者が病気を伝播することはないが、血液中にウイルスが存在する間は感染力が続く。埋葬の際に死亡した患者へ直接接触することでも感染が広がり得る。

WHOによると、マールブルグ病の平均致死率は約50%で、過去の流行では24%から88%だった。承認済みのワクチンや抗ウイルス治療薬はない。水分補給や特定の症状に対する治療を含む早期の支持療法により、患者の生存可能性を高めることができる。当局は、この幼児の容体や治療の詳細を明らかにしていない。

この症例は、隣国のコンゴ民主共和国での流行に関連するエボラ感染への対応をウガンダが進める中で発生した。テドロス氏は、ウガンダでは6月21日以降、新たなエボラ症例は報告されていないと述べた。WHOの数値では、ウガンダのエボラ確定症例は20件で、このうち2人が死亡し、15人が回復していた。

WHOの緊急対応部門責任者チクウェ・イヘクウェアズ氏は、ウガンダにはウイルス性出血熱の調査で優れた実績があると述べた。WHOによると、集中的に検査を行うことで、そうでなければ見逃される可能性のある散発的症例を発見できる確率が高まる。エボラ監視中の検出は、一つの監視システムが、臨床的に関連する別の疾患を特定できることを示した。

近年、ガーナ、赤道ギニア、南アフリカ、タンザニアでマールブルグ病の流行が発生していた。エチオピアは、14症例中9人が死亡した初の記録上の流行について、1月に終息を宣言した。これらの出来事は疫学的背景を提供するものの、ウガンダの子どもの曝露経路を明らかにするものではない。

報告時点で接触者に症状がなかったため、対応の中心は、感染連鎖の発生を宣言することではなく、観察と調査だった。ある時点で症状がないからといって、感染源が解明されたわけでも、監視対象の接触者が後に発症する可能性が否定されたわけでもないため、継続的な追跡が必要だった。

エボラとマールブルグの数値は分けて扱わなければならない。確認された1件のマールブルグ感染は、エボラの計20症例には含まれていない。臨床上の類似性が、当初エボラが疑われ、共通の監視体制が用いられた理由であり、どちらの流行記録に含めるかは検査による特定で決まる。7月2日付で公表された情報では、マールブルグ病の二次感染症例は確認されていなかった。